仮令強言なれども人をたすくれば
実語・輭語なるべし、
設ひ輭語なれども
人を損ずるは妄語・強言なり

◼︎通解
たとえ強く荒い言葉でも、人を助ければ真実の言葉であり、柔らかい言葉である。
たとえ柔らかい言葉でも、人を誤らせれば偽りの言葉であり、強く荒い言葉である。

昨日友人に集合時間を守れる人になって欲しい子がいるんやけど、どうしたらいいかと相談された。
友達は相手の事情も色々あるから来たことを暖かく迎え入れてあげるから事が最善じゃないかと話してた。
僕は注意した方がいいとも話したけどこの基準を明確に意識してなかったなぁ…

因みに御書をひもとくには

強く荒々しい言葉と穏やかな言葉と、どちらが真実を語るのか。
それは「人を救う言葉かどうか」で峻別される。
要は、語る側に「その人を救おうとする心があるかどうか」である。

と書いてある。
まさにそういうことなんやな。
一つ芯を持てた気がする。